Record China 2009年3月24日(火) 12時52分
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23日、スウェーデンのテレビ番組が、中国のメーカーが生きている鳥から羽毛をむしり取る場面を放送したところ、「残酷だ」として消費者から中国産羽毛のボイコット運動が起きている。資料写真。
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2009年3月23日、スウェーデンのテレビ番組が、中国の羽毛メーカーが生きている鳥から羽毛をむしり取る場面を放送したところ、「残酷だ」として消費者から中国産羽毛のボイコット運動が起きている。中国青年報が伝えた。
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番組は先月1日に放送された「Kalla Fakta(冷酷な事実)」。生きている鳥から羽毛を採取していると「認めた」メーカー34社の名前が公表されたが、うち16社は中国企業だった。放送終了後、現地では大変な反響を呼び、一部消費者は「動物虐待の可能性がある」として中国産羽毛のボイコットを開始。デパートなどの店頭からは羽毛製品が消え、世界最大の家具チェーン、IKEA(イケア)は顧客から羽毛製品の返品を受け付けると宣言した。番組は、中国の羽毛メーカーだけを特集した第2弾の放送も予告している。
記事によれば、中国産羽毛は世界シェア7割を占めるが、昨今の世界不況や暖冬の影響で売り上げは落ち込んでいる。中国羽毛工業協会の姚小蔓(ヤオ・シャオマン)副理事長は、この“突発事件”に「これ以上業界が打撃を受けることは避けたい」と懸念を表明。番組で名指しされた企業のうち13社は同協会の会員だが、「指摘されたような事実はない」と反論している。(翻訳・編集/NN)
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