<五輪パンダ>待ち焦がれた故郷へ!市民1万人がお見送り―北京

Record China    2009年3月24日(火) 11時26分

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22日、昨年8月の北京五輪を盛り上げるために長らく北京に滞在していた「五輪パンダ」8頭が、夕方の飛行機で故郷の四川省へ帰った。出発前には1万人以上もの市民が見送りに訪れた。

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2009年3月22日、昨年8月に開催された北京五輪を盛り上げるために長らく北京に滞在していた「五輪パンダ」8頭が、お役目を無事に果たし夕方の飛行機で故郷の四川省へ帰って行った。出発前、滞在先の北京動物園では1万人以上もの市民と100社もの内外メディアが見送った。新華社の報道。

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8頭は昨年5月末、北京五輪をPRするマスコット的存在として北京に招へいされた。このため、北京動物園では故郷の四川省と同等の生育環境を再現した200平米もの飼育舎も準備。しかし出発直前、パンダらが飼育されていた四川省の臥龍パンダ保護研究センターが四川大地震に見舞われる悲劇が起きた。被災したパンダらはストレスで凶暴化したりふさんぎこんだりするなど、その健康状態が心配されていた。北京に到着してからは食欲も戻り、元気な姿を北京市民に見せた。

この日は、パンダとのお別れの瞬間を逃すまいと、最後の公開日時を問い合わせる市民からの電話が相次いだ。出発当日の午前に20分間だけ公開されたパンダを見に、殺到した市民は1万人以上。通常の2倍の人出となった。競って記念撮影をする市民らにより、園内で販売するパンダ関連グッズも飛ぶような売れ行きだったという。

正午に同園を出発したパンダらは1頭ずつ幅90cm・奥行き120cm・高さ80cmの檻に格納され、搭乗機の貨物庫に特設されたキャビンへ積み込まれ、夕刻のフライトで四川省の省都・成都へと飛び立っていった。(翻訳・編集/愛玉)

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