<四川大地震>被災地の失業者、8割が再就職=だが、一時的な働き口多い―四川省

Record China    2009年3月24日(火) 14時33分

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22日、四川大地震によって四川省では被災地の150万人余りが失業していたが、現在までにその8割を上回る120万人余りが再就職していることが分かった。写真は08年5月、同省の被災各地。

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2009年3月22日、新華社通信(電子版)によると、昨年5月に起きた四川大地震によって四川省では被災地の150万人余りが失業していたが、現在までにその80%を上回る120万人余りが再就職していることが、四川省政府の雇用対策専門会議で明らかになった。

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四川省労働・社会保障庁の統計によれば、四川大地震により失業した同省の市民は152万4000人。うち、都市部で37万2000人、農村部で115万2000人が失職した。しかし、被災地の復興事業の一環として雇用の促進策が進められたことにより、現在までに120万人余りの再就職が実現している。未だ職が見つかっていない残り29万人のうち、農村人口が16万人余りを占めているという。

多くの人が新たな働き口を得たとはいえ、その多くは震災による廃墟の整理や衛生・防疫などのボランティアに近いもので、復興事業が進むにつれ、雇用先も徐々に減ってきているのが実情だという。(翻訳・編集/岡田)

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