<中台>温首相の訪台、馬総統は時期尚早と判断=「話し合い」の可能性は認める―台湾

Record China    2009年3月21日(土) 15時48分

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20日、中国の温家宝首相が先ごろ「這ってでも台湾に行きたい」と表明したことに対し、台湾の馬英九総統は「話し合いを持つことは可能だが訪問実現については時期尚早」との考えを示した。写真は温首相が訪れたいと語った阿里山。

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2009年3月20日、中国新聞社が台湾メディアの報道をもとに伝えたところによると、中国の温家宝首相が13日、「這ってでも台湾に行きたい」と表明したことに対し、台湾の馬英九総統は20日、「話し合いを持つことは可能だが、訪問実現については時期尚早」との考えを示した。

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温首相は13日に行われた記者会見の際に「台湾は祖国の宝島。機会があればぜひとも台湾を訪問し、各地を見て回りたい。阿里山や日月潭など有名な景勝地だけでなく、台湾の同胞ともぜひふれあいたい」と語り、「私は今年67歳になるけれども、もし台湾へ行くチャンスがあるのなら、たとえ歩けなくても、這ってでも行きたい」とその思いの強さを表明していた。

これに対し馬総統は20日、「両岸(中国と台湾)の首脳が相互訪問する件について話し合いを持つことは可能だが、実現は時期尚早である」と早期の訪問実現について否定的な見解を示した。また一方で、「温首相の発言を聞いてより多くの中国本土市民が台湾への観光を希望するようになるだろう」と、温首相の発言が両岸の観光産業発展に大きな促進効果をもたらすとの見方を示した。(翻訳・編集/HA)

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