2009年3月20日、中国新聞社によると、同日午前8時30分ごろ、モスクワ北東部の「チェルキゾーフスキー市場」で買い物中の中国人女性3人が何者かに殴打され、うち2人が重傷で入院した。モスクワ警察では極右民族主義者や強盗による犯行の可能性も視野に入れて捜査している。

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モスクワ市内務総局関係者の話を現地メディアが伝えたところによると、目撃者の情報では被害者3人は襲撃から逃れるために、市場の3階から飛び降り、タクシーに乗って去った。目撃者がメモしたナンバープレートから、警察が中国大使館にほど近いドブレンコ街で同車両と被害者3人を発見した。そのうち2人は重傷を負っており、近くの病院に搬送された。

被害者は皆ロシア語が話せないため、通訳を介して交流することに。重傷者2人は入院したが、もう1人は治療を拒否。さらに彼女たちは被害状況を記す証明書類を書きたがらないという。モスクワ警察は中国大使館に出向いて事情を説明した。（翻訳・編集/中原）