封鎖された鍾乳洞から大量の人骨、清朝の邪教・白蓮教の残党か―重慶市

Record China    2009年3月22日(日) 18時47分

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20日、人民網は重慶市長寿区の鍾乳洞から人骨が発見されたことを報じた。現地では清朝時代の邪教・白蓮教徒の遺骨との伝説が残されている。写真は問題の鍾乳洞。

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2009年3月20日、人民網は重慶市長寿区葛蘭鎮塘[土貝]村の鍾乳洞から人骨が発見されたことを報じた。現地では清朝時代の邪教・白蓮教徒の遺骨との伝説が残されている。

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今月7〜15日に現地村民による鍾乳洞の調査が行われた。問題の鍾乳洞は「竹耳洞」「鬼洞」と呼ばれており、子どもが迷い込まないように1965年に封鎖されていた。7日、5人の調査隊は鍾乳洞の調査を開始した。ホールのような広い場所から這って進まなければならない狭い場所まであり、まさしく迷宮そのものだったと調査隊に参加した村民は話している。入り口部分から進むこと3時間、最深部にはまだたどり着かなかったが、登攀用具がなかったためそれ以上の調査を断念したという。

調査過程で発見されたのが大量の人骨だった。1960年にも現地村民が肥料となるコウモリの糞を集めるため鍾乳洞に入ったところ、この人骨を発見していた。現地に住む老人によると、「鬼洞」は清朝時代に白蓮教の残党が逃げ込んだとの伝説が残されているという。残党を追っていた清朝軍は洞窟に入ることを恐れ、入り口で火をたいていぶし殺したと伝えられている。19日、長寿区文物管理所の張所長は伝説が史実かどうかについては確認されてはいないとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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