<人肉捜索>中国3億人のネットユーザーから、逃げ場はない!―韓国紙

Record China    2009年3月18日(水) 2時19分

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16日、韓国紙は「中国3億人のネットユーザーの前に逃げ場はない」と、問題となっている「人肉捜索」(個人情報捜索)について報じた。写真は毛沢東像にまたがった写真から個人情報が暴露された中国人女性。

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2009年3月16日、環球時報によると、韓国紙「朝鮮日報」は「中国3億人のネットユーザーの前に逃げ場はない」と、中国で問題となっている「人肉捜索」(個人情報捜索)について報じた。

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中国インターネット情報センター(CNNIC)の調べによれば、2008年末までに中国のインターネット人口は2億9800万人に達し、世界最多。今年上半期には3億人を突破する見通しで、ブログ人口も5000万人にのぼるという。その中国のインターネットで注目されているのが「人肉捜索」だ。

人肉捜索が初めて登場したのは06年。インターネット検索などにより、ある種の情報を開示することで、猫の虐殺映像をネットに公開した容疑者の特定や、華南トラの写真捏造事件などでも、ネットユーザーによる人肉捜索が駆使されている。

世論監督などにも効果を発揮することが期待されているものの、個人情報が晒されるなど個人の権利侵害が深刻化し、問題点も多く指摘されている。今年2月には、ある中国人女子大生が毛沢東像にまたがっている写真がネット上で公開されると、「人肉捜索」によって個人情報が暴かれた。女性は中国全土からありとあらゆる罵詈雑言と脅しを受け、自宅から一歩も出られない状況に陥った。(翻訳・編集/岡田)

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