舶来技術を卒業へ?準国産の新高速車両、世界最先端列車を開発へ―中国

Record China    2009年3月17日(火) 20時36分

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16日、中国鉄道部と中国北車株式有限公司は新型高速列車100編成の購入契約を交わした。契約額は392億元(約5600億円)。新型高速列車は2011年にも開通する北京・上海間高速鉄道に採用される。写真は北京・天津間高速鉄道。

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2009年3月16日、中国鉄道部と中国北車株式有限公司は新型高速列車100編成の購入契約を交わした。契約額は392億元(約5600億円)。新型高速列車は2011年にも開通する北京・上海高速鉄道に採用される。新華社が伝えた。

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新型高速列車は昨年投入された北京・天津間高速鉄道よりさらに先進的な技術が採用される。試験速度は時速400キロを突破しており、営業時にも時速350キロの高速を持続的に発揮するという。北京・上海間の1318キロをわずか4時間台で結ぶことが予定されている。

また鉄道部運輸局の張曙光(ジャン・シューグアン)局長は「今回の契約には外国企業が参加していない。すなわち中国企業はすでに高速鉄道の核心技術を掌握しており、完全に知的所有権を保持したものとなる。新世代の高速車両は今後10年間、世界最先端の列車となるだろう」と胸を張った。

同車両を製造する中国北車株式有限公司の子会社2社は独シーメンス社からの技術提供を受けており、車両の国産化率も85%と海外製造部品も使用されている。しかし中国メディアの報道では「中国国産」であることが強調された。現在、中国で運用されている中国の高速列車には日本、ドイツ、カナダなどの技術が採用されている。(翻訳・編集/KT)

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