2009年3月15日、中国新聞社によると、2月の香港国際空港の利用者数が340万人（前年同月比13．7％減）、貨物取扱量は19万8000t（同19．7％減）と、いずれも減少が続いていることが、同空港の発表からわかった。航空交通量は2万1235機で同10．5％減だった。

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香港国際空港によれば、2月は香港の住民や海外から訪れる人の利用がいずれも減少し、海外へ赴く香港人出国者は前年同期比で20％以上減少した。旧正月の観光ピークが昨年は2月だったが、今年は1月だったことが主な原因だと関係者は話す。また、香港を訪れた外国人は2ケタ減となり、とくに北米やヨーロッパ、北アジアや台湾などの地区から訪れる人が大幅に減少した。貨物取扱量も1月に続き2ケタの下げ幅を続けたものの、旧正月明け以降、製造業各社で操業が再開されたことなどにより、下げ幅は幾分緩和されている。

空港管理局の許漢忠（シュー・ハンジョン）氏によれば、1月と2月を合わせた統計では、旅客数は740万人（前年同期比6．7％減）、貨物取扱量は40万8000t（同24．7％）、航空交通量は4万5480便（同6．2％減）となっている。（翻訳・編集/岡田）