<中華経済>資産運用先、「貯蓄」減り「投資」増える―中国

Record China    2009年3月14日(土) 6時58分

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13日、中国人民銀行(中央銀行)が12日発表した09年1−3月の国民意識調査で、資産運用に関し「貯蓄が最適」と回答した人の割合が37.5%と、前年末から7.3ポイント低下したことが明らかになった。

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2009年3月13日、12日付新浪網によると、中国人民銀行(中央銀行)が12日発表した09年1−3月の国民意識調査で、資産運用に関し「貯蓄が最適」と回答した人の割合が37.5%と、前年末から7.3ポイント低下したことが明らかになった。人民銀が相次ぎ利下げを行う中、「預金金利が低い」と考える人は64.5%に達した。

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「投資が最適」と答えた人は32.9%。投資先では株式を選んだ人が前四半期比5.1ポイント上昇の13.8%と、2四半期連続で拡大した。

所得に関する項目では、現在の所得に満足していることを示す指数が前年同期比18.1ポイント下落の11.3と、7四半期連続で落ち込んだ。将来の所得に対する自信を示す指数は17.7で、前四半期に比べ4.5ポイント上昇したが、前年同期と比べると5ポイント低下した。また、「将来の所得が減る」或いは「予想し難い」と回答した人は全体の19%あり、将来の所得に不安を示す傾向が依然として強いことが分かった。

物価に関しては、「高すぎる、受け入れ難い」と答えた人は26.1%にとどまり、過去最多となった08年初頭の49.2%に比べ大幅に減少。「高いが、許容範囲」と答えた人が66.4%を占めた。この影響で物価満足度指数はマイナス18.5%と前四半期から8.4ポイント回復した。

また「今後物価は上がる」と答えた人は26.1%で、前四半期比2.3ポイント、前年同期比22.8ポイントそれぞれ低下して04年以来の低水準。インフレ懸念が大きく後退した。

調査は2月下旬、全国50都市の住民を対象に行い、2万の有効回答を得た。(翻訳・編集/HI)

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