日本人司会者に軍歌歌手が激怒!冗談のつもりが…―中国

Record China    2009年3月13日(金) 18時29分

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9日、中国・湖南衛星テレビのバラエティー番組「天天向上」の日本人司会者が冗談で発した言葉が旧日本軍の蛮行を思わせるとして、ゲストの軍歌歌手が怒り出す騒ぎがあった。写真は日本人司会者に激怒した軍歌歌手の劉斌さん。

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2009年3月9日、中国・湖南衛星テレビのバラエティー番組「天天向上」の日本人司会者が冗談で発した言葉が旧日本軍の蛮行を思わせるとして、ゲストの軍歌歌手が怒り出す騒ぎがあった。13日付で重慶晩報が伝えた。

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思わぬ騒ぎを起こしてしまったのは、中国をメインに活躍する人気俳優の矢野浩二さん。同番組でレギュラー司会者を務める。矢野さんが番組中、場を盛り上げるために「私(権力者)に逆らう者は容赦しない」という意味の言葉を発した瞬間、軍歌歌手の劉斌(リウ・ビン)さんが、突然激怒。矢野さんに向かって「お前の言葉は私に『満州事変』の発端となった『柳条湖事件』を思い出させた。お前たち日本人の蛮行の数々を!」と言い放った。劉さんはその後、自作の軍歌を歌ったが、途中で涙ぐんでしまうほどの激昂ぶりだった。

番組は別の中国人司会者がフォローし、無事終了。番組ディレクターは「矢野は非常に良い司会者。同じ言葉を中国人司会者が言ったら全く問題なかったと思う」と“お咎めなし”の意向を示している。矢野さん本人は自身のブログで「観客の皆さんに申し訳なかった」と謝罪。「みんな平和を願っているのに、なぜ敵対するのか?」とコメントしている。(翻訳・編集/NN)

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