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6日、英タイムズ紙の元編集者が、「2030年〜2100年は中国の時代になる」と予測した。写真は中国の出稼ぎ労働者。
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2009年3月6日、元英タイムズ紙のウィリアム・リースモーグ氏はオーストラリア紙に寄稿し、「2030年〜2100年は中国の時代になる」と論じた。12日付で中国紙・環球時報が伝えた。
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1967年から81年までタイムズ紙の編集者を務めたリースモーグ氏は77年、同紙が中国市場の開拓を目的に主催した訪中団の副団長として初めて中国に渡った。氏によると、当時の中国は「自転車と肉体労働者が溢れる専制国家」。空港で出会った職員はみな「毛主席語録」を口ずさんでいた。
氏は、「今でも中国政府の独裁を批判する人は多いが、当時と比べれば格段の差」と指摘。素晴らしい勢いで復興を遂げた中国経済は、金融危機のさなかにある世界経済にとって「希望の光」であると称え、世界経済の復興に今最も貢献している国は中国、米国、ドイツの順だと主張した。
その上で、世界不況の中でも経済成長が続く中国は今まさに欧米を追い抜こうとしている、と指摘。これまでの3世紀を振り返り、1815年〜1914年を「英国の時代」、1945年〜2008年を「米国の時代」と括り、2030年〜2100年は「中国の時代」になると予測した。(翻訳・編集/NN)
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