中国人2人を逮捕=市庁舎に掲げられたチベット旗引きずり下ろす―パリ

Record China    2009年3月12日(木) 10時9分

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2009年3月10日、フランスのパリ市庁舎に掲げられたチベットの雪山獅子旗が中国人2人によって引きずり下ろされる事件が起きた。写真はチベット・ギャンツェ県の旧地方貴族の荘園。

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2009年3月10日、フランスのパリ市庁舎に掲げられたチベットの雪山獅子旗が2人の中国人によって引きずり下ろされる事件が起きた。11日、新華社が伝えた。

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この日はダライ・ラマ14世がインドに亡命することとなったチベット動乱からちょうど50年にあたる。パリ市庁舎では毎年この日に雪山獅子旗を掲げている。これに反発したのが中欧名流協会の呉忠(ウー・ジョン)事務局長。呉氏ら中国人2人は市庁舎の雪山獅子旗を引きずり下ろし、逮捕された。呉氏は「良好な中仏関係を望むが、チベット問題は内政問題であり、いかなる国の干渉も認めることはできない」とコメントした。

また同日、Alain Destrem市議会議員はチベットは中国不可分の領土であり、雪山獅子旗を掲げるパリ市のやりかたは中仏関係を傷つけるもので、内政干渉にあたると議会で発言した。Destrem議員は新華社の取材に答え、来月にも市庁舎に雪山獅子旗を掲げることを禁止する法律を提案すると話している。(翻訳・編集/KT)

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