「中進国」中国に新たな悩み―韓国紙

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10日、韓国紙は「中国の目の前に隠れている伏兵」と題した記事で、経済指標から見るとすでに中進国の仲間入りをした中国が新たな悩みに直面していると論じた。写真は昨年1月、建設中の北京国家体育場(鳥の巣)。

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2009年3月10日、韓国紙・中央日報は「中国の目の前に隠れている伏兵」と題した記事で、経済指標から見るとすでに中進国の仲間入りをした中国が新たな悩みに直面していると論じた。11日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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記事は、中国は2020年までに「小康社会」(衣食住が足り、ややゆとりが感じられる社会)を実現し、2050年までに先進国の仲間入りを果たすことを目標に発展を続けているが、現在は「経済と政治の歩調が合わない」という課題を抱えていると指摘する。経済の発展に伴い国民の政治に対する要求も高まっているが、貧富の差は広がる一方。そのため不満を抱えた国民が急増しており、昨年発生したデモなどの群衆事件は12万件以上に上った。危機感を募らせた中国政府は「反腐敗闘争」で役人の汚職を厳しく取り締まるなど、改革を進めている。

記事は「先進国の仲間入りを果たすには危機をチャンスに変えることだ」と指摘。「中国が目の前の問題を解決し新たな飛躍を遂げることが、自国の発展モデルが正しかったことを世界に証明することになる」と強調した。(翻訳・編集/NN)



   

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