Record China 2009年3月9日(月) 19時9分
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6日、「80後」と呼ばれる80年代生まれで、日本社会で日本の若者と互角以上に渡り合っている中国人留学生たちを日本の華字紙が紹介した。かつての「苦学・苦労」のイメージからは程遠い新世代留学生の現状が浮かび上がってきた。写真は北京のアートスポット。
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2009年3月6日、日本の華字紙「中文導報」は、日本で学ぶ「80後(80年代生まれ)」の中国人留学生の活躍を紹介、かつての留学生のイメージからは程遠い、出発地点からすでに日本の若者と互角以上に渡り合っている彼らの様子を伝えた。中国新聞社の報道。
【その他の写真】
上海出身の24歳の留学生・胡臻(フー・ジェン)さんは、大手エンターテインメント会社・エイベックスが創立20周年を記念して実施したオーディション「avex WORLD AUDITION」で、2万人近い応募者の中から見事アーティスト部門のグランプリに輝いた。北京出身で22歳の劉羽崎(リウ・ユーチー)さんは、モデル部門でグランプリを獲得した。
また、観光庁での研修を修了した茹静(ルー・ジン)さんは、日本の中央官庁に外国人として初めて「入庁」した中国人留学生。3か月の研修期間に、中国人の立場から日本の観光政策に「提言」するなど、その頭角をあらわしたという。
しかし新世代の留学生たちが特別優れているのではなく、時代が彼らにチャンスを与えたのだと記事は指摘する。「80後」の彼らに共通するのは、20年前の留学生が経験したような、文化の壁、苦学、プライドを捨てて日本社会に溶け込もうとする努力などとは無縁なことだ。彼らは経済のグローバル化によって経済的にも恵まれ、情報化社会の恩恵を受けて世界中の流行をキャッチし、海外でも通用する才能やライフスタイルを初めから備えているという。(翻訳・編集/津野尾)
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