Record China 2009年3月5日(木) 14時13分
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3日、日本の華字紙は、不況の影響で暗くなりがちな中国人研修・実習生に「今のうちに学べるものは学んでおこう」と呼び掛けた。写真は09年2月、日本の組合が山東省青島市で行った中国人研修生の面接会。一人ずつ面接を行い合否を決める。
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2009年3月3日、華字紙・日本新華僑報は、リストラへの不安など不況の影響で暗くなりがちな中国人研修・実習生に「今のうちに学べるものは学んでおこう」と呼び掛けた。4日付で中国新聞網が伝えた。
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米国の金融危機に端を発した世界不況の波は、世界第2位の経済大国・日本をも呑み込んだ。その影響で、日本にいる多くの中国人研修・実習生も契約半ばで解雇されたり、別の企業に移動させられたりするなど苦境に立たされている。悲壮感ばかりが漂う中、記事は「今こそ勉強のチャンス」と呼び掛けた。
記事によると、残業がほとんどなくなった今こそ「本場の日本語を学ぶチャンス」。テレビやテキストなどによる独学や周りの日本人との交流を通じて日本語能力を高めれば、帰国後の就職に役立つ。また、単純作業の現場でも技能や日本企業の管理方法が学べる、と指摘。将来起業を考えている人にとっては「生きた教科書」だと励ました。
そして最後は「隣国・日本について勉強しよう」。日中間は時に歴史認識など様々な問題で険悪ムードが流れるが、「遠くの親戚より近くの友」というように「隣国との関係は大切」。日本人や日本の社会、文化などを深く理解することで「両国関係の促進に貢献しよう」と訴えた。(翻訳・編集/NN)
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