<四川大地震>被災家庭1万戸が新疆へ引っ越し―甘粛省

Record China    2009年3月5日(木) 10時36分

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4日、甘粛省当局によると、昨年起きた四川大地震の被災地から約1万戸を新疆ウイグル自治区に移動させることが決まった。地震で生活のあてを失った農民が主な対象という。写真は昨年5月、四川大地震で被災した甘粛省隴南市康県の小学校。

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2009年3月4日、甘粛省扶貧(貧困救済)弁公室によると、昨年起きた四川大地震の被災地から約1万戸を新疆ウイグル自治区に移動させることが決まった。地震で生活のあてを失った農民が主な対象という。環球時報が伝えた。

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中国で最も貧しい省の1つである甘粛省では、一旦貧困から脱したのに震災で再び貧困に戻ってしまった「返貧人口」が230万人以上に達した。貧困人口の合計は680万5000人に上る。これを受け、同省と新疆ウイグル自治区の当局が話し合った結果、新疆側が甘粛省から1万戸の移民を受け入れることで合意、このほど具体案を国家発展改革委員会に提出した。

同弁公室の移民安置処職員によると、1983年から始まった貧困救済のための移民政策により同省から多くの貧困家庭が他省に引っ越したが、移民先での生活は概ね良好という。(翻訳・編集/NN)

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