<調査結果>女性の社会進出拡大、8割近くが「財布の紐を握るのは私」―中国

Record China    2009年3月2日(月) 7時4分

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27日、クレジットカード大手のマスターカード・ワールドワイドが「女性の社会進出度調査」を発表。中国の女性社会進出度指数は昨年に比べ9ポイント上昇した。写真は3月8日「女性の日」に感謝の気持ちを込めて母親の足を洗う北京の小学生。

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2009年2月27日、クレジットカード大手のマスターカード・ワールドワイドが「女性の社会進出度調査」を発表した。これによると、2年連続で下降していた中国の女性社会進出度指数は昨年に比べ9ポイント上昇し、「管理職」と「平均収入」の項目で大幅な進歩を遂げた。中国新聞社が伝えた。

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この調査によると、自分の役職が「管理職である」と感じている女性の比率は、08年の男性100に対し56という結果から今年は75と大幅にアップ。また、「自分の収入が平均より高い」と感じている女性の比率も、08年の男性100に対し43から54に伸びた。これらの指数から、経済情勢が不透明であっても、働く中国人女性は自分の職場での地位や収入に対し、男性よりも高く評価していることが伺える。

指数からは、79.9ポイントの女性が「家計を握っているのは自分である」と考えており、これに対して自分が財政権を持っていると自覚する男性は57.3ポイントであることも明らかになった。但し6か月前のデータと照らし合わせると、中国女性の向こう6か月に対する見通しの「楽観さ」は若干低下し、「生活の質」の他、「株式市場」「固定収入」「経済環境」「就業状況」の見通しに対する楽観さも全て低下の傾向となった。(翻訳・編集/中原)

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