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2月25日、パナソニックグループの北京松下部品有限公司は従業員に早期退職を求めて条件を提示した。従業員からは補償額が少なすぎると不満が寄せられている。写真はパナソニックグループの中国工場。
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2009年2月25日、パナソニックグループの北京松下部品有限公司は従業員に早期退職を求めて条件を提示した。従業員からは補償額が少なすぎると不満が寄せられている。26日、北京晩報が報じた。
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同社が提示した条件では50歳以上の男性従業員の場合、勤続年数×月給×1.3、40歳以上の女性従業員の場合、勤続年数×月収×2が支払われるほか、さらに追加の賠償金を支払われる。
会社が提示した条件に従業員らは不満を示している。勤続年数16年の男性従業員の場合、受取額は4万元(約57万円)程度にしかならないという。課長以上の中間管理職の月給は月1万元(約14万円)以上と高く、一般従業員との支払額の差は10倍以上に上るという。
北京松下部品有限公司以外に、パナソニックグループは北京市にブラウン管工場(従業員5000人)、コンデンサー工場(従業員600人あまり)を保有するが、両工場も閉鎖の方針が固まったと伝えられる。2月初頭、パナソニックグループは全世界で1万5000人を解雇、27工場を閉鎖する方針を発表した。解雇は今年3月末までに実施されるという。(翻訳・編集/KT)
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