Record China 2009年2月28日(土) 13時10分
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27日、国際先駆導報は、中国のスプラトリー諸島(南沙諸島)支配権が東南アジア諸国により脅かされていると警告、艦艇派遣など軍事力も含めた強い態度を見せるべきと主張した。写真はスプラトリー諸島に駐屯する中国軍。
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2009年2月27日、国際先駆導報は特約軍事観察員・海韜(ハイ・タオ)氏のコラムを掲載した。海氏は中国のスプラトリー諸島(南沙諸島)支配権が東南アジア諸国により脅かされていると警告、艦艇派遣など軍事力も含めた強い態度を見せるべきと主張している。
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今年2月、フィリピン議会は領海確定法案を可決、中国が領有権を主張するスプラトリー諸島の一部の領有を主張した。中国では領土の主権が脅かされるとして強い反発が起きているが、海氏は「領土紛争を棚上げにし共同開発に取り組む」という中国政府の提唱する原則が危機にさらされていると指摘する。
スプラトリー諸島の領有権を主張しているのは中国、フィリピンだけではなく、ベトナムやマレーシアも同様の動きを強めている。海氏は東南アジア各国は軍事力を増強し、実質支配から恒久的な支配権確立を目指しており、今、手をこまねいていれば領土を失うと指摘した。そして、スプラトリー諸島確保のために艦艇派遣など軍事力を含めた強い態度を見せるべきと主張している。(翻訳・編集/KT)
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