子トラの親離れがはじまる…育児放棄の母に代わり飼育員が「独立」手助け―河南省鄭州市

Record China    2009年2月25日(水) 0時42分

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23日、河南省鄭州市の鄭州動物園で生後5か月のアムールトラの赤ちゃんが、「親離れ」訓練を開始したと伝えられた。この子トラは母親の育児放棄に遭い、飼育員が親代わりになったためオリの中での生活経験がないという。

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2009年2月23日、河南省鄭州市の鄭州動物園で生後5か月のアムールトラの赤ちゃんが、「親離れ」訓練を開始したと伝えられた。チャイナフォトプレスの報道。

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この子トラは母親の育児放棄に遭い、飼育員が親代わりになったためいつも人間の側で育てられ、オリでの生活経験がないという。今後は1か月かけて少しずつオリで過ごす時間を増やし、「独立」を促す。

アムールトラ(シベリアトラとの呼称も)はロシアから中国東北地方にかけて生息するトラで、中国語では「東北虎」と称する。オスの体重は300kgにも達するといわれる大型種だが現在、野生の個体数は500頭ほどと言われており、08年には米国の科学技術関連のニュースサイト・Live Scienceで「世界の10大絶滅危惧動物」に挙げられている。(翻訳・編集/愛玉)

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