<続報>インドネシア籍船長に刑事責任追及=中国船撃沈事件で―ロシア外交部

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22日、ロシア外務省のネステレンコ報道官は声明で、中国の貨物船「新星号」がロシア国境警備艇の発砲を受け沈没した事件について、インドネシア籍の船長に刑事責任を追及する考えであることを明らかにした。

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2009年2月22日、ロシア外務省のネステレンコ報道官は声明で、中国の貨物船「新星号」がロシア国境警備艇の発砲を受け沈没した事件について、インドネシア籍の船長に刑事責任を追及する考えであることを明らかにした。23日付で中国紙・新京報が伝えた。

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ロシア外務省が事件に関する声明を発表するのは、これが2度目。同報道官によると、ロシアの司法当局は同国の刑法に基づいて船長を立件した。また、救出された乗組員たちはナホトカ市内のホテルに滞在しており、健康状態も良好だという。

一方、貨物船を所有する吉瑞祥有限公司(香港)は「損害賠償を求める訴えを起こす準備を進めている」とコメント。また、ロシア側に行方不明者の捜索を続けるよう求めたが明確な回答は得られず、救出された乗組員との面会も「中国人1人に会えただけ。船長との面会は拒否されている」と怒りをあらわにしている。

事件は「新星号」がロシア極東沖で「ロシア領海を違法に通過した」として国境警備艇に発砲を受け沈没、一部の乗組員が行方不明となっているもの。中国側は「通過したのは公海上」だと主張し、ロシア側の対応に強く反発している。(翻訳・編集/NN)



   

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