エ〜!占い採用?応募条件に干支、行政も調査ー四川省成都市

Record China    2009年2月24日(火) 8時8分

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22日、成都市の企業が載せた人材募集広告が話題となっている。「巳、亥、申年は不可」との記述が差別に当たるとして、市労働観察部門が調査に乗り出したという。資料写真。

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2009年2月22日、成都商報によると、四川省成都市のある企業が21日から人材募集の広告を載せたが、「巳、亥、申年は不可」と記されている。この会社の責任者は「社長と干支の相性が悪いからだ」と話しているが、市労働監察部門が差別行為として調査に動き始めた。

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ある男性が成都市の企業の人材募集に応募しようと問い合わせの電話をしたところ、突然「あんた、干支は?」と問われ、「巳年です」と答えると、「うちじゃあんたは要らない」と応募すら拒否されてしまった。男性は「まだ面接すらしていないのに、一体どういうわけだ」と憤慨したが、募集欄をよくよく見てみると「巳、亥、申年は不可」と書かれていた。

干支で人材募集を振り分けるのは一種の差別だと批判が相次いでいるが、経営者の中には命相や風水などで今後の経営を占う人もいるのだという。この会社の経営者も、占ってもらった結果、巳、亥、申年との相性が悪かったため、募集広告に明記したという。

現在、同社が求職者に対して差別を行っているとの報告を多数受け、市の労働監察部門が調査に動き始めている。また、専門家も「同社の行為は労働法の精神に反している」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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