Record China 2009年2月21日(土) 12時21分
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19日、ロシア極東のナホトカ沖で中国資本の貨物船「新星号」がロシア国境警備隊からの砲撃を受けて沈没し、中国人乗組員など合計8人が行方不明になっている事件に関して、中国外交部の李輝副部長はロシアのラゾフ駐中国大使と緊急会談を行った。資料図。
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2009年2月20日、中国新聞社によると、ロシア極東のナホトカ沖で中国資本の貨物船「新星号」がロシア国境警備隊からの砲撃を受けて沈没し、中国人乗組員7人を含む合計8人が行方不明になっている事件に関して、中国外交部の李輝(リー・ホイ)副部長は19日、ロシアのラゾフ駐中国大使と緊急会談を行った。
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李副部長は、「ロシア側は民間貨物船に対して発砲しただけでなく、海に落ちた船員を救出しなかった」と厳重に抗議。また、「中国に対し事件の調査結果を長時間提供しなかった」と強い不満を表明した。さらに李副部長は、事件の詳細についての早急な調査と事実の解明を求めるとともに、行方不明になっている8人について引き続き全力で捜査を続けるよう要求した。
これに対し、ラゾフ大使は、遺憾の意を表明するとともに、詳細な状況が判明次第、中国側に通告することを約束した。
一方、中国外交部ヨーロッパ・アジア局の張喜雲(ジャン・シーユン)局長は20日午後、在中国ロシア大使館のMorgulov公使に対し、「ロシア外交部が発表した『事件の全責任は新星号の船長にある』との声明は到底受け入れられない」と強い不満を表明。「ロシア側に対し引き続き中国側の要求を主張していく」と強調した。(翻訳・編集/HA)
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