Record China 2009年2月20日(金) 6時40分
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17日、韓国紙は「中国の“人海戦術”外交」と題した記事で、中国の指導者たちがわずか1か月の間に手分けして世界約20か国を歴訪するという「疲れ知らずの外交」を展開したと論じた。写真はケニア。
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2009年2月17日、韓国紙・中央日報は、「中国の“人海戦術”外交」と題した記事で、中国の指導者たちがわずか1か月の間に手分けして世界約20か国を歴訪するという「疲れ知らずの外交」を展開したと論じた。18日付で中国紙・環球時報が伝えた。
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指導者たちの海外歴訪はちょうど春節(旧正月)と重なったことから、中国では「正月外交」と呼ばれている。国家主席から副主席、首相、副首相といった最高指導者たちが総出で出動したことから、記事は「国に有益であるならばたとえ地の果てでも飛んで行く、という指導者たちの強い意志の表れだ」と指摘した。
「人海戦術外交」のトップを切ったのは温家宝(ウェン・ジアバオ)首相。旧正月2日にあたる先月27日から2月2日まで欧州4か国を訪問。8日には習近平(シー・ジンピン)国家副主席が14日間の日程で中南米・地中海6か国を訪問する旅に出発した。回良玉(ホイ・リアンユー)副首相は7〜19日ラテンアメリカ4か国を訪問。胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席は10〜17日サウジアラビアとアフリカ4か国を歴訪した。
記事は、胡主席が資源大国・サウジアラビアで「自由貿易協定の早期締結」を確認し合い、アフリアの貧困国では「金融危機でも支援は続ける」という中国の姿勢をアピールした手腕を取り上げ、これらの外交を「中国には明確な意図があり、必ずそれを成し遂げる」ための戦略だと指摘した。(翻訳・編集/NN)
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