反日団体、尖閣諸島への「上陸計画」明かす=今年5月に実行か―台湾

Record China    2009年2月17日(火) 11時20分

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16日、尖閣諸島の領有権を主張する台湾の反日団体「中華保釣協会」が今年5月、尖閣諸島に向け出航する計画があることが分かった。写真は中国発行の釣魚島(尖閣諸島)ポストカード。

2009年2月16日、尖閣諸島の領有権を主張する台湾の反日団体「中華保釣協会」が今年5月、尖閣諸島に向け出航する計画があることが分かった。国際先駆導報が伝えた。

同協会は昨年11月に発足した民間団体。中国本土や米国、香港、マカオなどの活動家と連携し、尖閣諸島の領有権を主張するための活動を行っている。馬英九(マー・インジウ)総統が発足への祝辞として「和衷共済」(心を合わせて協力しよう)と書かれた掛け軸を贈り、日本国内では反発の声が上がっていた。

海上保安庁は尖閣諸島の監視を強化するため、今月初めからヘリコプター搭載の大型巡視船を常時配置している。同協会の黄錫麟(ホワン・シーリン)幹事長は今回の計画について、「日本の監視が厳しく上陸は出来ないと思うが、活動は毎年続ける。われわれの姿勢を世界中に示すことが大事だ」と決意を述べた。

また、中国外交部は14日、ウェブサイトで「日本側が態度を硬化させるのなら、中国側も相応の対応をするしかない。これは警告だ」などとする声明を発表、中国側の姿勢を改めて強調した。(翻訳・編集/NN)

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