米国とのFTA締結に意欲―台湾総統

Record China    2009年2月15日(日) 19時39分

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12日、台湾の通信社である中央社は、馬英九総統が米紙ニューヨークタイムズのインタビューに応じたと報じた。写真は昨年11月、海峡両岸関係協会の陳雲林会長一行と会見する馬総統(右)。

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2009年2月12日、台湾の通信社である中央社は、馬英九(マー・インジウ)総統が米紙ニューヨークタイムズのインタビューに応じたことを報じた。14日、中国新聞社が伝えた。

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馬総統は今後の米台関係について、自由貿易協定(FTA)の調印、台湾市民への観光ビザ免除措置、犯罪者引き渡し条約の締結を期待していることを明らかにした。またクリントン米国務長官が16日から日本、インドネシア、韓国、中国を訪問することが決まっているが、台湾はまったく話題となっていない。これに対し馬総統は「中台間の緊張が緩和したことは皆にとっていいニュースであり、台湾がヒラリー国務長官の緊急の課題から外れたとしてもそれを不満に思うことはない」とコメントしている。

世界的な経済危機問題に関しては、馬総統は「輸出さえ回復すれば台湾経済は必ず成長する」とコメントした。現在、台湾は消費券(日本の地域振興券に相当)を発行、インフラ整備などの公共投資を進めるなど景気対策に乗り出している。(翻訳・編集/KT)

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