2009年2月11日、お辞儀をしたり、傘や花カゴを持ってショーウォークをしたり、スケートボードを乗りこなしたり、バスケットボールをしたり……こんな芸達者なワンちゃんたちが、かつては路頭をさまようノラ犬だったと、誰が信じられるだろうか？退役軍人が数々のノラ犬を引き取ってスター犬に生まれ変わらせる「ワンコ学校」が、広東省深セン市で話題を集めている。チャイナフォトプレスの報道。

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「貧しかった幼年時代を慰めてくれたのが、拾ってきたノラ犬だった」と話す退役軍人の趙先軍(ジャオ・シエンジュン)さんは現役時代、優秀な軍用犬訓練士だった。このキャリアを生かし、4年前に学校を立ち上げた。これまでに200匹のノラ犬を保護し、さまざまな芸を仕込んでタレント犬や警察犬の道へ導いている。

その卓越した調教技術と溢れる愛情で、孤独なノラ犬を見事に生まれ変わらせる趙さんの取り組みは、各界の注目を集めはじめているという。かつて飼い主に捨てられた悲しい過去を持つ犬たちが、懸命に未来を切り開いていく姿が、胸を打つ。(翻訳・編集/愛玉)