<出稼ぎ農民>2世に帰郷の意思なし、若者の農業離れが深刻―広東省

Record China    2009年2月10日(火) 12時40分

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8日、広州市公安局が出稼ぎ労働者を対象にアンケート調査を行ったところ、80・90年代生まれの農村出身の若者はまったく農業ができず、6割は仕事が見つからなくても一定期間は広州にとどまるという。写真は南京から各地に出稼ぎに出る労働者。

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2009年2月8日、南方日報によると、工場の多く集まる広東省へ出稼ぎに来る農村出身の若者が増加しているが、広州市公安局が列車やバス、飛行機で出稼ぎに来る乗客を対象にアンケート調査を行ったところ、80・90年代生まれの農村出身の若者はまったく農業ができないことがわかった。

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調査はアンケート用紙9万枚を配布し、8万117枚が回収された。その結果、80・90年代生まれの農村出身の若者は、都会の生活スタイルにすっかり慣れきっており、まったく農業ができないことがわかった。彼らの親も出稼ぎだったため、80・90年代生まれのこうした若者はいわば「出稼ぎ第2世代」。単調な生活が続く農村よりも刺激の多い都市での生活を求め、その多くが都会へ出稼ぎに出て働くことを希望している。

調査結果によれば、広東省に来る出稼ぎ労働者のうち4割が広州市で働くことを希望しているが、うち6割がもし仕事が見つからない場合でも一定期間は広州に留まる予定だとしている。ある専門家は、故郷に帰り農業に従事することもできず、都市でも仕事が見つからない若者が犯罪に手を染める可能性も高いとして、雇用機会の増加など早急な対策が必要だと話している。(翻訳・編集/岡田)

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