Record China 2009年2月9日(月) 14時53分
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2009年2月8日、中国株暴落は、今回を含め過去10年間で3回。暴落時期こそ中国株ならではの資産形成ができたことは事実。証券アナリストの藤村哲也氏は今が絶好の買い時と話す。
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2009年2月8日、中国株暴落は、今回を含め過去10年間で3回だが、暴落時期こそ中国株ならではの資産形成ができたことは事実だ。証券アナリストの藤村哲也氏(ライジングブル投資顧問代表)は「投資は時期と選択が必要だが、今の3回目は時期的には絶好のタイミングだ」と話している。
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━━世界的に株価の回復の動きは鈍いです。
世界は株式市場に対して疑心暗鬼になっているようです。皆が絶望の淵にあるときに未来のために種をまいておけるか、おけないかそれが今後を大きく左右するのではないでしょうか?
━━中国株も暴落しました。
過去10年間、中国株の暴落は今回の金融危機を含め3回ありました。結論から言えば、暴落時こそ中国株でのみ可能な劇的な資産形成が可能となったのは事実です。
暴落局面での投資は、数年で資産を30〜50倍に出来るようなチャンスも存在します。恩恵をうけるには時期と選択が必須ですが、時期はまさに今がそうかもしれません。過去2回の局面では確かにそのような機会は存在しました。中国株は暴落時だからこそ妙味があるのです。
━━ということは、今がチャンス?
今、的確に投資された方は、2010年の上海万博時期には大きな投資成果を得ることが出来るのではないでしょうか。
━━過去の暴落局面をもう少し詳しく見ていきたいと思いますが、1回目は98年のアジア通貨危機ですね。
ハンセン指数は、97年8月の18000ポイントから98年8月には6500まで大暴落しております。約1年かけて60%も下がる暴落でした。例えば、デンウェイモーター(203)は98年9月に0.09香港ドルまで落ちました。しかし、04年3月に4.66香港ドルまで達しました。もし底値で10万円の投資をしていたら、5〜6年後には500万円を超す投資成果となったのです。デンウェイはホンダ系の中国会社で、00年以降のマイカーブームに乗り、株価は上昇して行きました。
━━2回目はどうでしょうか?
01年ITバブルの崩壊で、同指数は00年3月の18000から01年9月には8894と約52%まで暴落しています。江西銅業(358)は中国最大の銅鉱山を有する会社です。04年以降の資源価格の高騰と共に株価は大きく上昇しました。01年9月に0.54香港ドルまで下げた時、たった10万円でも購入したら、07年10月には32.4香港ドルまで高騰したので、6年後には600万円を超す投資成果となったのです。
━━今回の金融危機が3回目です。
07年10月の31958から08年10月には10676まで、66%の大暴落です。10万円の投資で最大失敗したとしても10万円の損失ですが、投資しなければ、その先の夢はつかめません。今をチャンスと捉え、そのチャンスを“掴みにいくのか”、それとも“見逃すのか”。中国株投資をするならば、これをチャンスと見ても差し支えないのではないでしょうか?(取材/NT)
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2009/1/27
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