2009年2月2日、山東省乾細胞工程技術研究センターは、同センターの李建遠（リー・ジエンユエン）教授率いる研究グループがヒトクローン胚の作製に成功したと発表した。中国広播網が伝えた。

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同日開催された発表会に出席した李教授によると、健康な卵細胞を持つ女性協力者12人から135個の卵細胞を採取し、核を取り除いた後、健康な人の皮膚細胞やパーキンソン病患者のリンパ球細胞を移植。最終的に国際的に認められた技術基準を満たすヒトクローン胚5個を育てることに成功した。研究成果は1月27日付で学術専門誌「クローニング・アンド・ステム・セルズ」（電子版）に発表された。

今回開発に成功したクローン技術について、同教授は「クローン人間を作製するためではない。人類を幸福にする治療の研究に役立てたい」と強調した。（翻訳・編集/NN）