深刻な干ばつ、最高レベルの警報を初めて発令―河南省

Record China    2009年1月31日(土) 21時23分

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1月29日、河南省気象局は、同省内の大部分の地域で今後1週間干ばつが続くとして、気象警報制度導入以来初めて、最も深刻なレベルの干ばつ警報を発令した。写真は14日の同省鄭州市。長期間雨が降らず、湖が干上がっている。

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2009年1月30日、中国気象局によると、河南省気象局は29日、同省内の大部分の地域で今後1週間引き続き干ばつが継続するとして、気象警報制度導入以来初めて、最も深刻なレベルの干ばつ警報を発令した。中国新聞社が伝えた。

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昨年11月以降、同省の降水量は極端に少なく、08年11月1日から09年1月26日までの同省全体の平均降水量は例年より79%も少ない11ミリに過ぎなかった。降水量が少ないことに加え、気温も例年より高く推移しているため、干ばつ被害を受ける地域が拡大しており、すでに全省の小麦の作付け面積の63.1%が影響を受けているという。

同気象局では「今後半月程度はまとまった雨の降る兆候が見られない」と予想しており、関連部門に対し、干ばつの予防対策の強化を呼びかけている。(翻訳・編集/HA)

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