<続報>米大統領が中国主席にメッセージ、為替操作問題の幕引き図る―米国

Record China    2009年1月29日(木) 13時44分

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2009年1月、台湾の中央通信社はオバマ米大統領が先週末に胡錦濤国家主席に連絡し、人民元相場操作問題の幕引きを図ったと報じた。写真は今月6日、北京市で挙行された「マイドリーム オバマ自伝」の出版記念イベント。

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2009年1月、台湾通信社・中央社はオバマ米大統領が先週末に胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席に連絡し、人民元相場操作問題の幕引きを図ったと報じた。27日付の米有料ニュースレター・ネルソンリポートがスクープした。28日、環球時報が伝えた。

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22日、米財務長官就任が決まったガイトナー・ニューヨーク連銀総裁は、オバマ大統領は中国が人民元相場を操作していると認識しており、その是正を図るため積極的な外交手段を用いると発言した。中国では民主党政権が誕生すればブッシュ政権以上に人民元相場問題や貿易赤字問題に関する攻勢を強めてくると予想され、ガイトナー発言はその不安を表面化させるものとなった。強まる中国の反発に、26日にギブス米大統領報道官が応答し、人民元相場を操作しているとの認識は「正式な結論」ではないと釈明した。

ネルソンリポートはオバマ大統領が胡錦濤国家主席に安定した積極的な関係を結び、世界的な問題で協力したいとメッセージを送ったと明かした。ガイトナー氏の失敗をフォローするメッセージは、大統領を支える米国家安全保障会議(NSC)及び経済ブレーンの老練さを示すものと、ある専門家は同リポートにコメントを寄せている。(翻訳・編集/KT)

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