Record China 2009年1月17日(土) 17時2分
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16日、中国国家安全生産監督管理総局局長は、08年に全国で発生した事故のうち、虚偽の報告が行われ調査を受けた事例が168件に上ったことを明らかにした。写真は08年4月に発生した列車衝突事故。
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2009年1月16日、法制晩報によると、中国国家安全生産監督管理総局の駱琳(ルオ・リン)局長は同日行われた全国安全生産工作会議の席上で、08年に全国で発生した事故のうち、虚偽の報告が行われ調査を受けた事例は168件、事故発生の責任追及を受けた幹部は3488人に上ったことを明らかにした。
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08年の重大事故発生は前年比15.3%増の98件、重大事故による死亡者は同35.1%増の2010人に達した。そのうち、山東省で4月28日に発生し、480人あまりの死傷者を出した列車衝突事故など、特別重大事故は前年より5件増加し11件だった。駱局長は「全国の安全管理体制は依然として非常に深刻な状態にある」と指摘した。
また、駱局長は「景気の悪化によって各企業の収益が低下し、安全対策への資金投入が減少している。加えて、各地区政府においても内需拡大に注力して安全管理が甘くなり、新たな事故・事件が発生する可能性が高まっている」と安全管理の徹底を訴えた。
なお、2008年全国事故統計表によると、事故発生総件数は前年比18.3%減の41万3752件、死亡者数は同10.2%減の9万1172人だった。また、事故発生の責任追及を受けたのは3488人、刑事責任を問われたのは425人、党および政府の紀律処分を受けたのは3063人に上った。(翻訳・編集/HA)
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