「中国は極めて重要」、クリントン次期国務長官が外交方針で強調―米国

Record China    2009年1月16日(金) 10時37分

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13日、オバマ次期米政権の国務長官に指名されたヒラリー・クリントン上院議員は外交方針を語り、中国が最重要の戦略的パートナーであることを印象づけた。写真は今月開催された米中国交30周年記念式典。カーター元大統領が出席した。

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2009年1月13日、オバマ次期政権の国務長官に指名されたヒラリー・クリントン上院議員は米上院外交委員会の指名承認公聴会に出席、その外交方針を語った。33分間の演説中に繰り返し中国に触れるなど、中国が最重要の戦略的パートナーであることを印象づけた。15日、環球時報が伝えた。

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クリントン上院議員は中国について以下のように話している。

「世界のパワーバランスが変化する中、中国は極めて重要な役割を担っている。われわれは積極的に中国と協力関係を築かなければならない」

「(米国の)一方的な努力ではなく、中国が今後国内外の問題にどのように対処するかがわれわれの行動に大きく影響する」

「われわれはロシア、中国と一緒に反テロ、核拡散、気候変動、金融市場の改革など安全保障と経済問題に立ち向かう必要がある」

「中国、インド、ブラジル、南アフリカ、インドネシアなどいわゆる新興国も今回の金融危機の影響を強く受けている。長期的な視野に立てば、彼らはわれわれと一緒に世界経済安定を目指すパートナーになる」

また同議員は軍事力、外交、文化的影響力を織り交ぜた米国の「スマートパワー」を活用することを明言した。最後に、「一部には『アメリカの時代が終わった』との声もあるが、わたしはそうは思わない」と述べ、今後も米国のプレゼンスを維持することに自信を見せた。(翻訳・編集/KT)

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