2009年1月6日、中国インターネット協会は「第1回中国インターネットユーザー文化節」において、毎年9月14日を「中国インターネットユーザー記念日」とすることを発表した。騰訊科技網が伝えた。

【その他の写真】

1987年9月14日、中国から初めて電子メールが送信された。多くのネットユーザーが歴史的な意義のある一日として、2億9000万人のネットユーザーのための記念日としてこの日を選んだ。中国インターネット協会が大手ポータルサイト数社と協力して投票を求め、3か月で延べ50万人が投票した。

中国インターネットユーザー文化節組織委員会の曽明発（ズン・ミンファー）主任は、「文化節の開催により、インターネットによる情報交流やネットワーク技術への認知度が高まることを期待する」と語る。会場には政府関係機関やIT企業経営者などが多く参加した。

ある参加者は「インターネットは新たな文化の代表であり、草の根精神や最新科学技術の象徴。3億人近い中国のネットユーザーは社会的に重要な存在となっている。記念日の制定はインターネット文化やIT業界のさらなる発展に寄与するものと期待している」と語った。（翻訳・編集/小坂）