Record China 2009年1月7日(水) 8時30分
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5日、中国のホワイトカラー層も解雇の危機に直面しているが、これを回避すべくそれぞれが方策を練っている。特にホワイトカラーの女性は「危機を“出産チャンス”にする」という方法を編み出した。資料写真。
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2009年1月5日、中国新聞社によると、「1929年の大恐慌以来、最悪の経済状況」と言われる現在の経済危機の中、中国のホワイトカラー層は解雇の危機に直面しているが、これを回避すべくそれぞれが方策を練っているという。ホワイトカラーの女性は「危機こそチャンスを生む」、いや「危機を“生む”チャンスにする」という方法を編み出した。
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中国の労働法では、「女性労働者は、妊娠期・周産期・哺乳期の間は労働契約を解除できない」と規定されている。また、「女性労働保護規定」にも「女性労働者は、妊娠期・周産期・哺乳期の間は労働契約を解除できない、また給与を減額することはできない」との規定がある。
こうしたことを逆手にとって増えているのが「金融危機ベイビー」だ。女性たちは子供を身ごもることにより、解雇を避けようと考えたわけだ。妊娠期・周産期・哺乳期を仮に2年とし、所得税を差し引いたとしても、年収12万元(約163万円)の女性の場合、赤ちゃんのかわいらしい笑顔とともに約20万元(約280万円)の収入を得られるという計算だ。
河南省の外資系企業で働く女性は、「私たちの部署は決して重要な部署ではないため、解雇の対象になりやすい。だから、出産を考える」と話す。社会保障上、決して強い立場にいるとは言えない女性たちが考え出したのがこの方法だ。しかし、産婦人科医は「しっかりと体調と相談して出産を計画すべきだ」と警告する。(翻訳・編集/小坂)
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