08年「国家の安全に危害罪」で1154人を起訴―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年1月5日(月) 13時28分

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1月3日、中国の威信をかけた北京五輪が開催された08年、新疆ウイグル自治区では「国家の安全に危害を加える罪」で1154人が起訴された。写真は08年4月、同自治区カラマイ市で行われた武装警察による対テロ演習。

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2009年1月3日、中国の「検察日報」は新疆ウイグル自治区で08年の1年間に「国家の安全に危害を加える罪」で1154人が起訴されたと報じた。

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新疆ウイグル自治区の検察機関は08年以来、社会秩序の安定維持と法律監督強化を主要な政治任務として「三股勢力(テロリズム、国家分裂主義者、宗教原理主義者)」による「国家の安全に危害を加える犯罪」撲滅に努めてきた。

08年12月27日に開かれた「検察工作会議」の席上、同自治区検察機関は08年の1月から11か月間で前述の犯罪容疑で1295人を逮捕し、そのうち1154人を起訴したと発表。同時に、立件すべき犯罪が見逃されていた事案は204件、立件すべきでなかったのに立件された事案は16件として捜査の見直しを求めた。また、逮捕されるべき人物61人を追加逮捕し、125人を追加起訴。

同自治区検察院は09年を法律監督強化年と位置づけ、各司法機関や行政機関に対し監督制度の徹底を促し、全力で社会秩序の安定と司法の公平性を守るよう求めている。(翻訳・編集/本郷)

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