Record China 2008年12月29日(月) 22時46分
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9日、重慶市の新聞社が、殺菌剤や消臭剤に使用される過マンガン酸カリウム水溶液で変色させた人工飼育のスッポンを天然と偽り、通常の6倍もの価格で販売している市内の業者をスクープした。
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2008年12月29日、重慶市の新聞社・重慶晩報社は、殺菌剤や消臭剤に使用される過マンガン酸カリウム水溶液で変色させた人工飼育のスッポンを天然(野生)と偽り、通常の6倍もの価格で販売している業者の存在をスクープした。
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重慶晩報の記者が、同市渝中区でスッポンを売っている李(リー)と名乗る業者に300元(約3900円)を手渡したところ、あっさりと内情を語った。それによると、同区付近で売られている「野生のスッポン」は実は大部分が人口飼育のもので、甲羅と腹部を過マンガン酸カリウム水溶液で黄色く変色させて「野生」に見せかけたもの。そうすることで、「価格が6倍にも跳ね上がる」のだという。
市北部にある新区高新園人民医院の熊義君(シオン・イージュン)医師によると、過マンガン酸カリウムは非常に強い酸化剤で、手に触れるとやけどをしたり、飲み込むと消化器系が炎症を起こしたりすることもある。重慶市自然博物館の両生類専門家、黄永昭(ホワン・ヨンジャオ)氏は、「野生のスッポンは冬眠の時期に入っている。生息数自体、非常に少ない」と騙されないよう注意を呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)
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