Record China 2008年12月24日(水) 22時22分
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政府が発表した空港閉鎖で足止めされた外国人への1日2000バーツ補償は、単なるリップサービスだったのでは?。微笑みの国の神秘な軽さに、中国人も驚きを隠せないと言う。(写真は、12月23日のバンコク・スワンナプーム国際空港の様子)
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2008年12月23日、タイ・バンコクの中華系タイ人や中国人の間で、政府が発表した空港閉鎖で足止めされた外国人への1日2000バーツ補償という話について、やはりリップサービスだったのではとの声が、色濃くなってきたと言う。
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そもそも、事の発端は、11月29日のタイ政府の記者会見で、「タイの空港閉鎖により影響を受けた旅行者に1日2000バーツ支給する」と公式に発表したという報道が各メディアから配信されたこと。
しかし後日、政府関係者から指定するホテルに宿泊した人だけを対象にするというトーンダウンした発言があったそうだ。これに関しては、公式な発言ではないことからほとんど報道されていない。
タイ国内では取り合えず発表しても、実行せずにウヤムヤにしてしまうことは、よくあるそうで、中華系タイ人の間でも、政府への信頼は低い。
今回は、タイ国民向けではなく海外からやってきた外国人へのお詫びという趣旨の空港閉鎖補償問題だけに、いつものようにリップサービスであいまいにするにはハードルが高すぎた。
国内の政治問題でこれだけ長期間空港が閉鎖に追い込まれる事態になった件については、「2度と起きない」と新首相が演説しても、無政府状態に近いのではと心配する人も多く、欧米からの旅行客は多少回復しているが、中国、日本、韓国などアジア地域からの旅行客は、年末年始も激減したままになりそうだ。
国際的には政府発言は重要度が高く、国の威信にかかわるだけに、中国では少々困難なことでも実行に移されるが、微笑みの国の神秘な軽さに中国人も驚きを隠せないと言う。(編集/永井)
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