<中華経済>日韓とは違う中国、対外開放の「正しい道」進む―シンガポール元首相

Record China    2008年12月19日(金) 11時54分

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17日、シンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」はリー・クアンユー元首相のコメントを掲載した。同氏は「中国経済は正しい道を進んでいる」とその将来に楽観的な見通しを示した。写真は上海フォルクスワーゲンの工場。

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2008年12月17日、シンガポール紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」はシンガポール元首相であるリー・クアンユー顧問相のコメントを掲載した。同氏は「中国経済は正しい道を進んでいる」とその将来に楽観的な見通しを示している。18日、環球時報が伝えた。

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世界的な経済危機の影響を受け、中国経済も減速。2009年には中国政府が公約として掲げる年8%の成長が実現困難との予測まで浮上している。タクシー運転手や教師によるストライキ、民主化を求める「08憲章」に注目が集まるなど社会不安も高まりつつあるが、リー顧問相は中国の未来を楽観的に見ているとコメントした。

リー顧問相は中国が、日本や韓国のように外資を規制し自国産業を保護する誤った道を採らず、シンガポール同様に積極的な対外開放策を採ったと称賛。現在は労働集約型産業から資本・技術集約型産業への移行という厳しい過程に差し掛かりつつあると指摘したが、中国はこの苦しみを乗り越え、日本やフィンランド、そしてアメリカと同様にイノベーション精神と創造性にあふれた国に成長するとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)

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