2008年12月16日、米国の華僑向け新聞「世界日報」によると、来年1月20日に行われる米国のオバマ次期大統領とバイデン次期副大統領の就任式で、中国の伝統芸能の獅子舞が登場することが分かった。「環球時報」が伝えた。

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米議会のオバマ・バイデン就任式委員会は15日、ワシントンの中華会館と黄氏武館に就任式典のパレード参加を要請したと発表。このほかにオバマ氏の母校であるハワイのPunahou高校のブラスバンドとチアリーダーも参加する予定。

オバマ氏は同就任式委員会を通じ「このような芸術的才能あふれる団体や個人がパレードに参加されることは、私にとって大変光栄なことであり、彼らが米国の歴史や多元化、奉仕精神の素晴らしさを表現してくれることを誇りに思う」とコメント。

この要請を受けて黄氏武館ではすでに準備を開始。「獅子舞には邪気退散と祝賀慶事の意味があり、就任式パレードにはピッタリ」と責任者の黄瑞満（レイモンド・ウォン）氏。中華会館の王燕怡議員は「大統領就任式パレードに中華団体が参加することはこれまでにもあったが、獅子舞がホワイトハウスまでの道のりを練り歩くことは今回が初めて」と語っている。（翻訳・編集/本郷）