2008年12月11日、米自動車大手3社（ビッグ3）の救済法案が廃案となった。中国でも大きなシェアを握るビッグ3の動向に注目が集まっている。13日、新華社が伝えた。

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ゼネラル・モーターズ（GM）中国のケビン・E・ウォール社長は「中国市場の成長を信じている」と明言、同社の戦略に変更はないとコメントした。クライスラー、フォードも同じく成長戦略を維持することを発表している。ウォール社長は、GM中国の業務は本社から独立しており、黒字となっていることを強調。世界的な経済危機の影響を受け中国市場の減速も目立つが、政府の内需拡大策は景気回復に大きなプラスになると楽観的な姿勢を示した。

成長著しい中国市場はビッグ3にとって極めて重要なマーケットとなっている。全生産台数に占める中国市場の比率はGMで11％、フォードで3％にまで達した。出遅れているクライスラーも順調な成長を見せており、今年10月までの販売台数は前年同期比で倍増した。（翻訳・編集/KT）