2008年12月10日、今月6日に行われた「台湾のアカデミー賞」こと第45回金馬賞の授賞式に、プレゼンターとして出席したアン・リー（李安）監督が、授賞パーティー後のインタービューで、愛弟子のタン・ウェイ（湯唯）について語ったと伝えられた。南方都市報の報道。

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前回の金馬賞では、「最優秀監督賞」をはじめとする7部門を獲得したアン・リー監督の「ラスト、コーション」。なかでも最優秀新人賞を獲得した主演女優のタン・ウェイは、本作品で一躍シンデレラ・ガールとなった。しかし、同作中で激しいベッドシーンを演じたことにより、「青少年への影響」を懸念した中国当局は、彼女の中国本土でのCM出演を全て禁止、事実上の「封鎖」状態が続いている。現在、英国に留学中の彼女の近況が気になるが、アン・リー監督は常に彼女と連絡を取っており、英国での生活は「全て順調」と明かした。

タン・ウェイを再び抜擢して新作を撮る予定は？との質問には、「新作自体の予定がないし、彼女に合った脚本や役柄があるとは限らない」と、言葉を濁した。彼女の女優キャリアの停滞については、「才能を持った非常に良い女優なので、もちろんさらなる上昇を望んでいる」と嘆き、「彼女のためにできるだけのことはしてあげたい」とも語った。（翻訳・編集/MY）