2008年12月12日、俳優ビクター・ホアン（黄維徳）との不倫、夫ハーレム・ユー（[广/臾]澄慶）との別居など、一連の騒動で台湾芸能界の話題を独占している伊能静（いのう・しずか）。報道は加熱するばかりだが、このたび、伊能静の母親で元歌手の楊淑婉（ヤン・シュウワン）が沈黙を破り、我が娘の結婚生活について語った。

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伊能とハーレムの不仲は今回の不倫騒動が発端ではなく、ずっとくすぶっていた「嫁姑問題」だ、と伊能の母親は語った。ハーレムは祖父が元昆明市長、父親が台湾の国民大会代表、母親も以前女優として名を馳せ、家柄はそうそうたるもの。そのため、ハーレムの母親は伊能の家柄を不服に思っていた、との噂がある。それに加え、伊能は結婚後も多忙を極め、子供の世話が満足に行き届かないことが、ハーレムの母にとっては理解できないのだという。

これに対し伊能の母は、「私の父親は抗日戦争を勇敢に戦った英雄で、かつて基隆市議会のの副議長も務めた。我が家も台湾のエリート一家と言える」と反論。伊能の母親の親友もこれを後押しするように、「女優人生は限られた短いもの、どうして仕事を控えられるというの？」と語る。

母親のこうした発言について、伊能静は「母親は録音されていると知らずにインタビューを受けたようだが、非常に心を痛めている。娘を思う気持ちから、今回の私たちの不祥事をかばってくれた。家族のことはそっとしておいてほしい」とすばやい反応を見せ、両家の関係がこれ以上悪くならないよう配慮した。（翻訳・編集/MY）