Record China 2008年12月10日(水) 8時32分
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7日、ユネスコの世界文化遺産に登録されている河南省洛陽市の「龍門石窟」の保護地区に突然29棟もの別荘群が出現し、物議を醸している。写真は世界遺産の「龍門石窟」。
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2008年12月7日、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されている河南省洛陽市の「龍門石窟」の保護地区に突然29棟もの別荘群が出現し、物議を醸している。9日付で新華網が伝えた。
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ネットユーザー「火箭(=ロケット)」が7日、ネット上でこの問題を提起した。問題の別荘群が建てられたのは、「龍門石窟」から西へ2kmと離れていない場所。開発したのは地元・郭寨村の幹部ら数人で、これまでに27棟が「完売した」という。世界遺産のあるこの一帯は保護地区とされ不動産開発の許可が下りるはずはないのだが、幹部らは「建設許可は土地を管轄している伊川県が出した。手続きも終わっている」と強気の姿勢を見せた。
これに対し伊川県は「管轄は洛龍区に移った」と関わりを否定、洛龍区側も「今年9月から龍門文化旅游区の管理委員会に移った」と主張した。だが同委は「設立準備に追われてそれどころではない」と答えている。この問題を重視した洛陽市は6日、専門の調査グループを設け、本格的な調査に乗り出す考えを示した。(翻訳・編集/NN)
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