<調査>90年代生まれの高校生は「視野が広く世渡り上手」―中国

Record China    2008年12月9日(火) 17時1分

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7日、中国のイマドキの高校生は10年前と比べ、「視野が広く世渡り上手」であることが最近行われた意識調査で明らかになった。写真は6月、大学受験を翌日に控えた北京の高校3年生。

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2008年12月7日、中国のイマドキの高校生は10年前と比べ、視野が広く世渡り上手であることが最近行われた意識調査で明らかになった。中国新聞網が伝えた。

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調査は、中国共産党の青年組織、共産主義青年団(共青団)上海市委員会などが共同で、1990年―93年生まれの高校1年生―3年生、いわゆる「90後」(=90年代生まれ)世代を対象に実施、80年代生まれの「80後」世代と比較した。その結果、「90後」世代は中国の社会主義現代化建設事業の恩恵を肌で感じており、共産党に対する理解や愛国心が強く、民族の誇りや自信に満ち溢れていると分析された。

また、「90後」の興味の対象は、自分自身の受験問題から官僚の腐敗問題まで幅広いことも分かった。生活に対する満足度も、「80後」世代は両親のリストラで苦しい生活を強いられた学生も多かったが、「90後」世代のほとんどは「幸せだ」と回答。アイドルについても、「80後」は香港・台湾スター一辺倒だったのに対し、「90後」は文芸界や政界、財界、国内から海外まで幅広い。

日ごろの学習時間は「90後」の方が短く、高1と高2では毎日1―2時間の宿題のみだったが、受験のプレッシャーはより重く、「80後」が親から「有名大学に入ること」を期待されていたのに対し、「90後」ではそれに「有名学部」が加わった。「60後」(=60年代生まれ)の親に育てられ民主的な家庭に育ったせいか、処世術を心得た学生が多いのも特徴だという。(翻訳・編集/NN)

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