麻薬常習者108万人に―中国

Record China    2008年12月8日(月) 14時3分

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5日、今年10月時点で中国の麻薬常習者は108万人に上ったことが明らかとなった。うちヘロイン中毒者は84万6000人という。写真は海南省海口市公安局の麻薬更生施設。

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2008年12月5日、新華社によると、今年10月時点で中国の麻薬常習者は108万人に上ったことが明らかとなった。うちヘロイン中毒者は84万6000人という。

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中国公安当局が麻薬取り締まりを大々的に展開して以来、とりわけ「中華人民共和国禁毒法」(麻薬禁止法)が施行されてから、各方面でその成果が現れているという。今年1−10月、中国における薬物事犯の摘発件数は4万6000件、逮捕者は5万6000人。押収したヘロインは3.4t、エフェドリンは4t、ケタミンは4.4t。また、21万8000人が強制更生や労働更生などの更生プログラムを受けており、7万人余りが3年以上麻薬から離脱している。

しかし、麻薬取り締まり状況は依然として楽観視できるものではない。全国各地で新型麻薬の製造がまん延しており、麻薬全体の消費規模は決して小さくはない。今月4〜5日に海南省三亜市で開かれた「全国公安機関麻薬更生施設業務現場会」の席上、中国公安部の張新楓(ジャン・シンフォン)副部長は、薬物事犯を厳しく取り締まる姿勢を維持すると同時に、麻薬の流通問題を解決するため国際協力を図る意向を明らかにした。(翻訳・編集/SN)

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