「中国に負けるな」、海運を巡る覇権争いで―ドイツ

Record China    2008年12月5日(金) 9時10分

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4日、中国の海運大手コスコグループがギリシャ最大のピレウス港の運営権を落札したことで、ドイツメディアは「中国は世界の海運業界を支配しようとしている」と焦りの色を見せ始めた。写真はアモイ港。

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2008年12月4日、中国の海運大手コスコグループがギリシャ最大の港であるピレウス港の35年の運営権を落札したことで、ドイツメディアは「中国は世界の海運業界を支配しようとしている」と焦りの色を見せ始めた。環球時報が伝えた。

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複数のドイツメディアは「地中海を囲む多くの港は、アジア人にとって東欧などに続く理想基地」と警戒感をあらわにし、「世界の海運覇権争いで中国に負けてはならない」と対抗心をむき出しにした。また、世界一の輸出大国であるドイツだが海運業に関しては「二流」に甘んじていると指摘、ドイツの海運企業も積極的に海外投資を行うべきだとはっぱをかけた。

さらに、世界的な金融危機で不況にあえぐ世界の海運業界の中で「中国だけは飛躍的な勢力拡大を続けている」と強調、中国の港湾貨物とコンテナ取扱量が5年連続で世界一であることから、中国は欧州に向けて「メイドインチャイナ」を大量に運び込んでいると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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