<中華経済>10月携帯電話の加入純増件数が伸び鈍化、金融危機など影響―中国

Record China    2008年12月2日(火) 7時5分

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1日、中国工業・信息化部はこのほど、08年10月の携帯電話の加入純増件数が321万9000件だったと発表した。

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2008年12月1日、1日付香港・経済通によると、中国工業・信息化部はこのほど、08年10月の携帯電話の加入純増件数が321万9000件だったと発表した。1−9月の加入純増件数は計7674万件。1月当たり平均の850万件から10月は大きく落ち込んだことになる。

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同部は、世界的な金融危機に伴う経済の低迷が10月の加入件数に大きく影響したと指摘する。また中国通信業界の再編に絡み、10月からCDMA携帯電話を手がける通信キャリアが中国聯通(チャイナ・ユニコム)から中国通信(チャイナ・テレコム)に移行したことによる混乱で、CDMAユーザーが減少したことも響いた。CDMAは中国通信に移行された1カ月間で499万のユーザーが流出している。

固定電話の苦境も続いている。携帯電話の普及に伴い、固定電話の解約が止まらず、10月は171万2000件が流出した。10月末現在の固定電話の加入件数は3億5100万件となった。

10月末現在、中国の電話加入件数は9億7800万件。うち携帯電話の加入件数が全体の64.1%を占め、固定電話の加入件数を2億7600万件上回った。(翻訳・編集/KS)

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